西川 裕子

あまりに先進的なKSEリーグ、 賛同も大きい代わりに反発も大きいでしょう。

MESSAGE

息子幹之佑は発達障がいという特性ゆえに、不器用さやコミュニケーションの苦手さ から勝敗で判断されがちなスポーツ全般に苦手意識を持ち続けていましたが、 強くなりたいと小5で入門した空手道場で、強くて優しい先生がたとの出会いを 通して「本当の強さ」の意味を学ぶことができました。

「誰一人取り残さない学びの実現」に向けて教育が変わろうとする中で スポーツの世界にも変化が起きようとしています。才能や努力、勝敗という結果 だけで判断する従来の考え方から、 「空手」を通して子どもたちが自分で考え、 行動することの大切さ、勝敗という結果を通して自分の評価を他者にゆだねるのでは なく、自分の価値は自分で決める勇気や自信を育てることこそが指導者に求められて いると感じます。

代表である長谷川允也さんの目指す KSE リーグの考え方はあまりに先進的なため、 賛同も大きい代わりにおそらく反発も大きいでしょう。長谷川代表がこれから撒こう とする小さな小さな種は、時間がかかろうとも必ずや大きな花を咲かせる日が来ると 信じています。同じ志を持つ仲間として、全力で応援しております。

PROFILE

西川幹之佑 (著)「死にたかった発達障がい児の僕が自己変革できた理由」(時事通信出版局)

西川幹之佑 (著) 西川裕子(著)「発達障がいの我が子が笑顔で自律できる育て方」(時 事通信出版局)

 

PAGE TOP